インクジェットプリントとシルクスクリーンプリントの違いを説明します。
インクジェットプリントは専用のインクジェットプリンターを使用するため、
フルカラーで印刷できます。そのため、写真やグラデーションもプリントできます。
また1枚から印刷できるのもポイントです。
シルクスクリーンプリントは版と言うものが必要なため、少量の制作だと、割高になってしまいます。
その点、インクジェットプリントは、1枚からお値打ちに制作できるので、気軽に制作できます。
値段の分岐点としては15枚まではインクジェットプリントの方が安くなる場合が多いです。
ただ、濃色のボディーの場合、一度インクが乗る部分に、ホワイトプリントを施すため、
淡色ボディーより少しだけ高くなります。
インクジェットプリントは耐久性が悪いというイメージをお持ちの方もおられると思いますが、
最近では機械やインクの開発が進み、洗濯をしてプリントが取れてしまうという事はありません。
一般的に使用する範囲での耐久性は抜群です。
シルクスクリーンプリントの場合、PANTONE や DICのカラーサンプルをご指示いただければ、それに合わせてインクの色を作成しますが、インクジェットプリントの場合、細かな色味が指定できません。(送られてきたデータや画像のまま)
また見ている画面の環境によって、表示されている色は様々なので、場合によって、画面で見ているものと少しイメージが変わることがあります。画面はRGBという黒からの光の三原則で色を表示しますが、印刷はCMYKという白から塗り足すような形で色を作成するためです。
シルクスクリーンプリントは枚数が多く、単色でプリントする場合に適しています。
ボディによって色を変えることも可能です。
マキノプリントでは1色以上のプリントデザインの場合は基本インクジェットプリントでプリントします。
シルクスクリーンプリントでは、プリントするための版を制作します。
そのためプリント料金とは別に版代(100mm×100mmまで3500円、300mm×320mmまで5000円)が必要となります。今後も同じデザインで制作する予定があれば、次回は版代は必要ありません。但し、版も保存期間がありますので詳しくは制作の際にご相談下さい。
版が必要でも、プリント代が安いので枚数が多くなればインクジェットプリントよりお値打ちになります。
値段の分岐点としては15枚以上だとシルクスクリーンのほうが安くなる場合があります。
シルク印刷はカラーサンプルの中から指定も可能です。 (PANTONE / DIC)
よりお客様の理想に近い色でプリントできます。
金・銀プリント(メタリック)・ラメプリント・発砲プリント・染み込みプリント・蛍光カラープリント・蓄光プリント・箔プリント(箔押し・ホットスタンプ)など様々な特殊プリントが可能です。
詳しくは特殊プリントのページを御覧ください。また、インクジェットプリント後に、特殊プリントも可能です。